ぼやき置き場

SNSでは書かないようなことをかしこまって綴るところです。

phase:1 フォーカルジストニア(イップス)は誰にでも起こり得る

 

 

 体の筋肉が自分の意志に反し硬直・痙攣する病気「ジストニア」のうち、局所的(フォーカル)に症状が起こるもののこと。局所性ジストニア、限局性筋失調症。通常、痛みや痺れはなく、姿勢異常、首の傾き、発生困難、手・指・目などのけいれんやこわばりなどが続く。手・指の不随意運動として音楽家に多く発症する。脳や神経系統の障害により起こると考えられているが、原因不明で確立された根治治療法はない.

                                                         ____________コトバンクより参照

 

 

 

 フォーカルジストニアの症状としてざっくりではあるが、引用し、まとめた。
 ぶっちゃけ、音ゲーやっててこんなことなるわけないだろうと自分では思っていた。

 

 ところが、2018年2月頭・・

 

 

普段通りサウンドボルテックスをやっている時である。今まで気にしたことも無かった違和感が右指に走る。中指と薬指が思うように動かない。硬直する。BT-Cを押してるつもりなのに何故かDも押すことがある_____    などといったような違和感。

 

自分はサウンドボルテックス(以下SDVXと略す)を触り始めて、当時で6年くらいとなるが、このようなことは初めてである。

 

最初は、「まあ今日はたまたま調子悪いだけだろ」と思い、別の日にやるようにしたりしていたが、やる度にどんどん悪化していってることに気付く。

 

普段通りやっているだけなのに・・。なぜだろう。こう嘆いているうちに周りはどんどん上手くなっていき、何故か取り残されていると錯覚してしまうほど、気が滅入り、

気付けばモチベーションはどん底に落ちていった。

 

でも、SDVXがずっと好きで、人生の一部をかけてやってきたゲームだったから、ここでこのゲームを辞めるわけにはいかないと言い聞かせていた。

 

やり続けてさらに悪化させてこのゲームが出来なくなるくらいなら、放置して治してやる。と自分に言い聞かせ、約半年間、このゲームをなるべく触らないようにした。(完全にやらなかったわけではないのであしからず)

 

そして、その間、beatmaniaIIDXに移行した。だが、おかしい。このゲームをやっている時は普段通り何も右指の異常が無く、快適にプレーできるからだ。

 

自分でも何が何だか分からなくなっていた時に、とある動画を思い出す。

 

野球青年がイップスという症状を発症し、ボールがまともに投げれなっている状況を映し、アップロードしたものをYoutubeで見つけた。

 

完全にこれに似たような症状だと自分の中で当てはまった。どうやら、その野球青年の原因は肩の使い過ぎが負担をかけ、イップスを起こしてしまったという。

 

そうとなれば、自分のこの症状もイップス的なものではないのかと思い、なるべくSDVXの事を忘れよう、と必死になり、筐体を見ないようにしていた。

 

 

こうして、半年間放置したのち、SDVXに戻りガッツリゲームをプレーしてみると...

 

 

なんと指が動くようになっている!! あまりにも感動した。やはり、やりすぎて負荷をかけすぎたのが原因だったんだなと悟った。だが、検索して調べると、原因不明で起こると書いてあったため、謎に包まれたまんまではある。

 

 

 

ここまでが、自分がフォーカルジストニアになった経緯、その後の状態などである。

 

 

 

 

 

 

では、フォーカルジストニアは基本的にどのような譜面でなっていたか?

 

 

 

元々、右手のトリルが苦手だったのだが、Hellfire EXHのようなトリルは何も意識しなくても光はしていた。だが、発症後、トリルで毎回のように指が固まり、エラーハマりが起こり、当時は990,988,989 のようなリザルトが出ていた。C→Dの動作で中指が勝手に力んでしまい、Cを押したタイミングでDも押してしまっていたからである。

 

他にも、snowstorm-euphoria- の大階段といわれるABCDCBAなどでも、上記の症状がおこり、ぎこちない打鍵音になってしまうなど、主にCDCとなる譜面で症状が起こっていた。 

 

 

なぜ起きていたかはわからない、普段通りプレーしていたからである。

 

 

 

逆にDCDの動きではなっていたのかといわれると、NOである。

 

 

 

 

この症状が発症してから、音ゲーでこんな症状出ているのは自分だけだと思い込んでいたが、SDVXランカーの某Lさんも同じ症状が去年あたりから発症し始めた、と耳にし、

悩みを共有できたことが大きかった。某弐寺ランカーのHさんも同じ症状をブログという形にし、まとめていた。

 

 

 

この記事をみて、フォーカルジストニアの辛さが少しでも伝わればいいなあと思うが、決して、自分はこんな症状にはかかりっこない、と踏んでる人、本当に無理はしないほうが良い。無理は禁物である。

 

 

以上でした。